インバウンド道

インバウンド道#002「『やりたいこと』に突き進む」

2013-12-04 13.58.18

#001では、「志を固める」と書きましたが、
2回目は、何に取り組むかという点でお伝えしたいと思います。

ゲストハウスから食べ歩きツアーまで

前回も書きましたが、
僕たちは最初、ゲストハウスをやろうと動き出していました。

何でゲストハウスをやろうと思っていたか。

それは世界を旅行したときに、
一番日本に足りなくて求められているものだと感じたからでした。

高いという印象を持たれている日本において、
その印象通り髙いなと感じたのが宿泊でした。

だったら、そこを何とか突破できないかと思っていたのでした。
安宿が増えて、日本の高いというイメージが払しょくされれば、
もっと日本旅行は活性するはずだ、と。

結果的には、幾つかの壁に阻まれて方向転換し、
最終的には食べ歩きツアーに行きついたのですが、
その間には色々な試行錯誤がありました。

こんなことできないかな。
あんなことできないかな。

ダメなものも沢山あった結果、
最終的にはこれまた日本に足りなくて求められている着地型ツアーに行きつきました。
FooDrink_fin-1

 

振り返って、
ダメだったものはなんでダメだったか、
ツアーはどうしてここまで何とか起ち上がってきたかを、考える中で、
基本的だけど大事なことを改めて感じました。

事業を起ち上げる際に抑えておく3つのポイント

それは何かというと、
「お客様が『対価を支払ってでも』求めていること」を、
「自分たちがやりたいと思い」、「磨いていく」という事でした。

言ってみれば、競争戦略の3Cに近いフレームワークなのかもしれません。
1.自分たちが何ができるか、何をやりたいか(自社:Company)
2.お客様が何を求めているか(顧客:Customer)
3.ビジネスとして事業性があるか(競合:Competitor、市場)

ゲストハウスは、「磨く」ことができなかったのですが、
それ以外のいまいち芽が出なかったもので言うと、
「自分たちが心からやりたいと思っていなかった」
「お金の払い手がイメージしきれていなかった」ケースが大半でした。

「お客様が何を求めているか」
「ビジネスとして事業性があるか」ももちろん大事ですが、
特に、この1年間で言うと「自分たちが何をやりたいか」の大切さを実感しました。

何もない中では「情熱」が原動力

多分、リソース豊富な大企業でインバウンドビジネスを提案するとなると
「何が出来るのか」をまず考えると思います。
つまり、「その企業の強み」をベースにビジネスを組み立てて行きます。

それこそ3C分析をして、
「何が強みで、他社とどう差別化して、顧客に価値を提供していくか」を考えていくのが、
王道の戦い方だと思ってます。

「『自社だからできる』ことをやる。」それで十分戦えます。

ただ、特段、技術力もない個人商店規模のベンチャーだと話は違います。

「自分たちが出来ること」「自分たちの強み」ベースで考えてもたかが知れているのです。
勝つためには、スピードと根気で勝負するしかない。
その為には、「何ができるか」より「何をやりたいか」が重要になってきます。

はじめたのにとまってしまったものの中には、
できるはずだけど、できなかったものもありました。

なんでかなーと思うと、
「誰かに言われたから動いてみよう」といった話が多かったのです。
結局、頑張れなかった。頑張らなかった。

自分への給料も十分に払えないのに、人一倍働く環境においては、
「やりたいと思えるか」が、ダイレクトに生産性に響いてくるという事を実感しました。

「やりたい」と心から思っていないと、スピードも根気も勝てません。

もちろん、顧客のニーズや競合・市場の状況を知ることも大切です。
ただ、今後の事業においても、
「やりたい」という気持ちをメンバーで確認しながら、前に進んで行くことが大事だなと感じました。

また、これはベンチャーだけでなく、全体にあてはまる話だと思います。
むしろ、大企業が、
「『自社だからできる』ことを、やりたいと思ってやる」となったら最強です。

モチベーションって大事ですよね。

やりたいことってなんなのか。
どうやったら「やりたい」という気持ちになれるのか。

それを考えることが、一歩先に進むために大事だと感じています。


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