昨日、日本政府観光局(JNTO)より、
2015年7月の訪日外客数の推計値が発表になりました。(報道発表資料)
191万8千人でした。
2015年累計で1,105万人と1,000万人を早々に突破。
昨年は、10月に突破したので、それと比べても3か月も早く突破したことになります。
7月までの累計で、前年比+46.9%。
毎度のことですが、
この増率を仮に1年間にあてはめて、前年の訪日客数をベースに試算すると、
1970万人の訪日外客数が来る見込みとなります。
受入体制が追いついていくかが今後の課題です。
国別に、訪日外客数をみると、中国の物凄い増加が見て取れます。
5月に比べると+20万人もの人が多く訪れています。
中国・台湾・韓国の3強から頭一つ抜け出した状況です。
中国消費の恩恵にあずかるのは一つのチャンスですが、
一方で中国経済に頼りすぎるリスクでもあるのでバランスを取って進めていく必要がありそうです。
中国・台湾・韓国を除くと、香港がジワリと伸びてきているのが分かります。
欧米人も増えているように感じるのですが、
どこかの国が増えているというより、
これまで来ていなかった国からも来るようになったという事なのかもしれません。
今年に入ってから、東京・京都で宿が不足しているという話を良く耳にします。
通常1万円で泊まれるビジネスホテルも2万円以上の値段で、国内出張するのも大変なようです。
インバウンドの波が、
東京・京都・大阪・広島といったゴールデンルート以外にも広がっていくよう、
私たちも事業を進めていきたいと考えております。
一緒にインバウンドを盛り上げていきましょう。