友人にお誘いいただいて、2017年3月8日に行われた新潟県通訳案内士・国際ガイド研修@新潟県庁に登壇してきました!
新潟県庁で開催ということもあり、新潟県の方々ばかりかと思っていましたが、
長野県からも多くの方が参加いただき、遠くはなんと京都(!)からも参加いただきました。
もっぱら起業して以来取り組んできたビジネススキル研修系の人財教育で培ってきた経験を、
やっと活かせたのでは、と思っています。
話はそれますが、自分で言うのもなんですが、ホント人前で話すのって苦手だったんです。
正確に言うと、原稿がなくて人前で話すことはホントできませんでした。
(原稿があるときも、顔をあげることなく、一言一句原稿を読んでただけだったのですが・・・)
人前で話すのって才能だよなーって、すごい人を見ながら思っていたのですが、
3年間場数を踏めば、そこではいけなくても、そこそこにはなれるような気がします。
話をすることで、どのような気付きを与えたくて、どのように進行するか、
この辺りは、才能とか関係なく、スキルであり、経験なんだと思います。
何事も大事なのは、正しい方向性を見据えて、経験を積むことです。
通訳案内士も一緒で、想いと目的を明確に持ち、日々精進していけば必ず道は開けるはずです。
そんな思いから、僕たちのこの2年間のツアーで培った知見を共有させて頂きました。
僕たちのツアー自体、他の業界のビジネスモデルをパクってきたのですが、
研修の資料を作りながら、通訳案内士に求められるスキルもビジネススキルと殆ど一緒だなと感じました。
一方で、そうしたビジネススキルを身につけて来た人が少ない中で、
観光業って、市場的にも人財的にも物凄いポテンシャルだと思います。
観光系における勉強会・研修会も、スクール形式(みんなが前向いて座るやつ)で行うものが多く、
どちらかというとネットでも本でも学べる知識系の研修が多いですが、
今回は、自由にしていいということだったので、レイアウトを変えてもらいあえて島形式で臨んでみました。
担当の方と相談して、顔見知りで固まってしまわぬよう、席もくじ引きに。
50人弱での島形式は初体験でしたが、
受講者が皆さん積極的に発言されていたことでいい議論ができていたと思います。
大事なことは、「考える力」を養うことです。
何が起こるか分からないガイド業において、
一つ一つのケーススタディを丸覚えしてたらきりがありません。
オシム監督みたいですが、「走りながら考える」必要があります。
一つでも、研修会の中で気付きを与えることができたらよかったかなと思ってます。
あとは、横の繋がりも大事なので、
一つでも多くの繋がりをつくることが島形式にしたもう一つの目的でした。
KNOT WORLD
今後も機会があれば、観光の人財育成に携わっていきたいと思います。
興味がある方はぜひお声掛けください。
あわせて、教育しておしまいになりがちな勉強会も多い中、
その出口(通訳案内士の活躍の場)もより多く創っていき、一気通貫でサポートできるよう頑張ります。
一気通貫にご一緒できそうな、魅力的な地域・自治体を探して、Dash村(仮)を創りたいです。