【PV数過去最高!】10月の英語メディアに見るインバウンドのゲスト動向

お知らせ

国境が再開してざわつき始めたインバウンド界隈ですが、国内を見わたすと既に外国人をよく見かけるようになった東京・関西を中心とする観光地とそれ以外でまだ温度差がありそうです。

前回、速報でお伝えした、メディアに見るインバウンドのゲストの動向を10月のデータをもとに振り返ります。

メディアblog.japanwondertravel.comを訪問する方は、9月23日を境に1.5倍になり、10月11日の開国以降も増加傾向にあります。旅ナカでの検索ニーズも増えているものと思われます。

先月はユーザー数で30万弱、PV数で約45万と、コロナ前も合わせて過去最高となりました。

実際ゲストがどのように動いているか、サイトを通じた宿泊施設の予約件数で見ていきます。
9月下旬に急増したのは前回速報でお伝えした通りですが、開国した中旬以降はさらに予約が増えていることがわかります。

どの国からの予約が多いかというと、アメリカ・シンガポール・オーストラリアが3強となっています。

ちなみにBooking.comはキャンセルが容易なため、仮押さえする人も多く、予約直後のキャンセルも多いのですが、単純な予約数だけを見ると、シンガポールがダントツの一位でした。
(シンガポールからのキャンセル数もダントツの一位。国民性なのでしょうか)

いつの旅行を計画しているのかというと、年内の宿泊予約が多く、待ちに待った日本に早く来たいという様子が伝わってきます。
それと同時に来年7月と次の夏休みの予約も入ってきており、徐々に旅行者が日本を目的地の一つとして見直し始めてくれていることがわかります。

宿泊地を見ると、圧倒的に東京の一強となってました。入口として、まず東京に入ってくる人が多い影響かと思います。一方で、2位は、札幌・鳥取・大阪・京都と続き、6位が高山です。その後も日本各地の宿泊施設に予約が入っている様子がわかります。

日付と予約地をクロスで見ると、より旅行者の動向が具体的に見えてきます。
・東京は満遍なく予約が入っている
・札幌は雪まつりをめがけての予約と思われる
・山ノ内町(スノーモンキー)や湯沢等は、スノーアクティビティ先として予約が入っている

来年のゴールデンウィークの記事等の閲覧数も伸びてきており、タビナカ・短期での計画ニーズから、中期的な旅行計画ニーズまで、幅広いユーザーにメディアを閲覧頂いている状況です。


水際対策が緩和され、残された年度内でインバウンド対策を進めようと検討されている地域・事業者・自治体の方も多いかと思います。

コロナ禍においても「ゲストの行動に繋がるメディアを創る」とメディア事業には力を入れてきました。記事広告・バナー広告はじめ、SNSも含め、情報発信のご相談もお気軽にお問い合わせください。

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