【ほむすびウェビナーvol.7】ローカルキャリアと地域と観光の未来を語る座談会 ~地域をつくる”ひと”が行き来する新しい社会のカタチ~
概要
・日時: 2021年 8月5日(木)15:00~16:00
・会場: 本セミナーは、zoomを使用したウェビナー(オンラインセミナー)です
・参加費: 無料 (どなたでもご参加いただけます)
・参加方法: 事前申し込み制 (↓下記URLよりお申込みいただけます)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/1416239809510/WN_Pz19sy5PTJW5vInJOt_mKg
※事前登録いただいた方には、後日見逃し配信も実施予定
主な内容
■ゲスト登壇者講演 (15分)
・震災復興~釜石オープンシティ戦略 釜石での9年間の取り組みの振り返り
・地域・人材共創機構にて現在取り組まれていること
■対談; 石井さん × ノットワールド (40分)
・なぜいま「ローカルキャリア」なのか?
ー個人にとってのローカルキャリアの価値
ー企業がローカルキャリアに取り組むことの意義
ーローカルキャリアを受け入れる地域に求められるもの
・観光 × ローカルキャリア の文脈で生み出せるもの
※双方向性を持って進めますので、視聴者には積極的にご参加いただければと思っており、当日のご質問や、話の流れで内容は変更していきます。
開催背景
「新しい働きかた」のカタチは、都市よりもむしろ地方に答えがあるのかもしれない――人口が減少し続けている地方こそが日本の未来の社会課題を解決する最前線と言われています。
人口減少は国家レベルでの大きな対策が必要な問題ですが、“活動人口”と“つながり人口”が増加することによって地域に活力がもたらされるという信念の元、持続可能な地域づくりを目指してきたのが岩手県の釜石市です。一連の地域づくりは釜石オープンシティ戦略と呼ばれており、その言葉通り、志やオーナーシップを持った方々がやってきて活動人口となり地域の課題解決に取り組むような開けた地域づくりがなされ、人が人を呼ぶように関係人口も拡大しています。
今回のウェビナーでは、そんな釜石に東日本大震災を機に移住され任期付き市役所職員に転身、9年に渡って震災後の釜石で未来を見据えた地域づくり・釜石市オープンシティ戦略を推進してきた石井重成さんをゲストにお迎えします。釜石での任期を終えた石井さんは現在、様々な地域で”活動人口”として地域と関わりながら働くことのできる<ローカルキャリア>人材を創出することをミッションに掲げた活動をされております。
本ウェビナーでは“活動人口”≒「ローカルキャリア」という文脈で捉え、地域の課題と向き合い、地域社会と関わりながら活動する<ローカルキャリア>が生み出す価値をメイントピックとしました。
自らもローカルキャリアであり、現在進行形でローカルキャリア創出の取り組みをされている石井さんから、地域と関わりながら働いていく<ローカルキャリア>だからこそ生み出せる新たな価値についてお話をお伺いし理解を深めつつ、ローカルキャリアが活躍する地域と観光が交わってできる未来について、熱くお話しします。
登壇者情報
<ゲストスピーカー>
石井重成 (青森大学准教授、一般社団法人地域・人材共創機構代表理事)
1986年愛知県西尾市生まれ。国際基督教大学を卒業後、経営コンサルティング会社を経て、東日本大震災を機に岩手県釜石市へ移住。
復興支援活動や多様な官民パートナーシップを手掛け、市の地方創生戦略を統括。コミュニティの撹拌を通じた地域イノベーション創出に取り組む。
本年4月より青森大学へ拠点を移し、研究・教育活動に携わりながら、自治体・中間支援団体・企業の事業開発や人材育成を支援。産・官・学の3領域を越境し、カタリスト(触媒)として、地域社会の持続可能な発展に貢献していくことを目指す。
一般社団法人明和観光商社共創フェロー、総務省地域情報化アドバイザー、内閣官房シェアリングエコノミー伝道師、各種有識者会議委員等。
<運営/MC>
河野 有 (株式会社ノットワールド 取締役)
株式会社電通での約8年間の在職後、1年間世界一周を経て2014年に株式会社ノットワールドを起業、取締役。
訪日外国人観光客(欧米豪FIT)向けのツアーを企画・催行(5年間で2000件以上のTripadvisorレビューがあり、95%以上が★5つ)。コロナ禍で、国内外に向けたオンラインツアーを開始し運用中。
上記自社事業で蓄積したノウハウをベースに、日本各地でガイド育成・ツアー造成・OTA掲載支援・プロモーション・オンラインツアーの展開等の支援業務を実施。通訳案内士、総合旅行業務取扱管理者。
西村 和薫 (株式会社ノットワールド KNOT創出事業部)
大阪生まれ、育ちは関東。現代アートの聖地と呼ばれる香川県直島のベネッセハウスにて5年間ホテル勤務の後、カナダ留学・南米へのバックパッカーを経て株式会社ノットワールドに入社、京都支部在籍。
関西方面でのガイド育成、インバウンドまちあるきツアーの造成に加えてVIPなど長期滞在者に向けてのトラベルコンシェルジュを担当。コロナ禍以降、外国人向けオンラインツアーの造成に着手。2020年6月から12月にかけての期間で地域おこし企業人として一般社団法人那智勝浦観光機構へ出向、候補DMO立ち上げに関与。那智勝浦での任期終了後はノットワールド京都支部へ帰還、「ほむすび」立ち上げに向けて奮闘中。