本日、日本政府観光局(JNTO)より、
2015年10月の訪日外客数の推計値が発表になりました。(報道発表資料)
昨年度より、43%増の182万人が日本に訪れたとのことでした。
2016年累計で1,631万人。今年にどこまで伸びるのでしょう。
私たちが催行しているツアーも過去最高の人数を記録しましたが、
日本自体にも、今年の7月に次ぐ人数が訪れていたことになります。
面白いのは、月ごとの水位が去年とほぼ同じ波形を描いていることです。
国際情勢等、特殊要因は起こりえますが、
ある程度は予測して動いていくことが出来るということです。
ちなみに、先月に比べて20万人ほど多くの人が訪れました。
「10月は中国の国慶節もあるから、中国人が増えたのかな」と思っていましたが、
意外にも中国人は、2か月連続で減少していました。
国慶節で「爆買い」が注目される割に、人数は減っていたようです。
ただ今年が特別ではなく、去年の推移をみても、7月をピークに12月まで減少していました。
主に、訪日客数の増加を牽引したのは、韓国、台湾、タイでしょうか。
タイは、6-9月の旅行者数はガクッと減りますが、10月に盛り返す傾向があるようです。
こうやって見ていくと、先を見越した対策を打っていくことが出来そうです。
毎年、桜の季節に旅行者は増えますが、2016年はどうなることでしょう。
今から楽しみです。
その為にも、今から仕込んでいきたいと思います。