少々遅くなってしまいましたが、
先日、日本政府観光局(JNTO)より、
2015年9月の訪日外客数の推計値が発表になりました。(報道発表資料)
それによると、2015年9月は前年比+46%で161万人の訪日外客数だったようです。
63%増で181万人を記録した8月と比べるとちょっと落ち着いた状況ですが、
相変わらずの前年比+40%超を記録し、インバウンド市場の拡大が続きます。
年間の累計人数で見ても、9月までで1448万人と、
2014年度の1341万人をすでに超えています。
このままの勢いだと2,000万人には若干届かないかもしれませんが、
でもあと一歩まで迫ることは間違いありません。
国別の訪日状況を見ると、どの国も8月から比べると下がっており、
やはり7-8月の夏休み効果があったことがみてとれます。
もう10月も終わりですが、10月の国慶節の影響がどの程度あったのか、
来月発表される統計も楽しみです。
そして、冬休みから、春節、桜シーズンへと、ますます盛り上がっていく中で、
どのように集客をし、受け入れをしていくかが、国内の事業者としては肝になってきます。
オリンピックまであと5年。
ラグビーワールドカップまであと4年。
スピード感を持って取り組むことが何より不可欠です。