【検証】Wantedly(ウォンテッドリー)への求人出稿

事業起ち上げ奮闘記

Wantedly(ウォンテッドリー)へ、求人情報を掲載して、一ヶ月半が経ちました。

2年ほど前にトライアルの10名を試したことはあったのですが、当時は年間36万円を払う価値を感じませんでした。

時は経ち、意を決しての36万円の投資。

人財採用に36万円の投資は安いものかもしれません。
でも、1−2名採用出来れば、と思ってる小企業には、一つの決断だったんです。

今後の方の参考になれば、と思い、1ヶ月半を振り返ります。

半信半疑で取り組み始めたWantedly

正直、「意を決した」のは、
口コミで頑張って人を探してみたり、無料で頑張ってみても、埒があかなかったからでした。

「自社サイトに、求人の情報を載せる」
「facebookで誰かいい人いないですかね?と言ってみる。」
「無料で掲載できるindeedに載せてみる」
「ハローワークに求人情報を掲載してみる」

indeedとハローワークは、多少応募があったものの、
時間的制約もある中で、ギアを上げる必要がありました。

2年前にトライアルで10名の問い合わせを受け、
結果今もお世話になっているSEに出会えたウォンテッドリー。

とはいえ、なんだか説明も、中途半端な気がして、足踏みをしていましたが、
友達たちの会社も使い続けている以上、意味はあるんだろうと思い、利用を開始しました。

「まずはWantedlyは「採用ツール」ではなく、入社動機を形成するための「採用広報ツール」だということを理解した上で、活用していきましょう」

結果的には、この「採用広報ツールだ」という中途半端な説明こそが、
Wantedlyの価値なんだなと感じた1ヶ月半でした。

 

「ミニマム」でも公開後は、大きな反応が!

HP上には4つのプランが載っています。
「こんな方にオススメ」を見ると、スタンダードを推奨されましたが、
そんな月9万円も払う余裕なんてありません。

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「ミニマム」でスタートすることにしました。これが、年36万円。

4月17日週に、なんとなーくの募集文章を作って公開。
それとともに、社内のメンバーにもwantedlyに登録してもらうよう依頼。
同時に、ちょっとずつ、いじったり修正しながら、4月24日週にfacebookに投稿。

ちなみに、社内では、自分含めて3人で拡散を行いました。
「いいね!」が現在463あります。

その結果がこちら。

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これまでに2124もの閲覧をいただきました!
ちなみに、4月24日週が41件の応援を頂き、1598の閲覧がありました。
ちなみにちなみに、その時は、19759社中20位以内のPV数でした。

応援頂いた皆様、本当にありがとうございました!!

 

でも、これだけ見ると、嵐が来て、去っていった感がありますよね。
「17件のエントリーって4月24日週ですか?いい問い合わせありました?」
って感じになるじゃないですか。

でも、それがそうじゃなかったんです。

 

エントリーへの反応はロングテール

これまでに17件のエントリーを募集開始した求人にもらいました。
その週ごとの分布がこちら。

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確かに、4月24日週が、最高の5エントリーだったのですが、
意外や意外と、今週に至るまで、エントリーは続いています。

これは意外でした。

ページビューとは、一致していないのだな、と。

 

ここまででで、エントリーが来ることは、わかっていただけたかと思います。
ただ、Wantedlyって気軽に、申し込める分、その後はどうなのっていう疑問が出てきます。

僕もそうでした。

2年前は、募集したのがインターンということもあったためか、
だいぶ、軽い気持ちで応募してきた人が多くありました。

Wantedlyを活用している人に聞くと、
「最初のメッセージである程度ふるいにかけるのが大事だ」とのこと。

すぐに、「会いましょう」と言わず、
一呼吸置いてみることにしました。

 

応募してきた人は、求めてた人だったか

結果的に、17人中、8人は返答があり、5人と会いました。

時間があれば別ですが、
17名全員に、「是非会いましょう」って言わなくて正解だったなと思います。

あった5名の方は、とても良い方々でした。

採用にすぐに、という感じではなかったですが、
1名の方とは、次のステップを具体的に模索中です。

応募してきた全ての人が、求めていた人だったかはわかりませんが、
会った人は、会ってよかったなと思える方々でした。

ちなみに、メールで聞いたことはシンプルで、
「何に興味を持ちましたか?」ただこれだけです。

 

こちらは、参考までにですが、
ページを見てくれた人の47%は、30代社会人だったというのが少し意外でした。

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経路は、Facebookが64%。ただ、Wantedlyも30%近くあることも見落とせません。

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本当に、採用「広報」ツールとして意味のあったWantedly

結果としてみると、Wantedlyに出すことによって、
「求人しているんだ」っていうことが周りに伝わった気がします。

Wantedlyのページにより、何をやっている会社かも、理解してもらえた気がします。
そして、求人するくらい順調にやっているんだな、感も伝わったように思います。

まさに、広報。

僕個人のfacebookのフォロワーも微妙にですが増えました。。。

 

でも、いい人と会えても、採用自体できなきゃ、目的達成できてないじゃんってなりますよね。
安心してください。最終的には、全く別ルートで元々の知人にJoinしてもらうことになりました!
採用広報ツールをうたう所以が、最終的に理解できました。

 

人を1人だけ欲しいんだよね、っていう時には、向かないなと感じました。
が、複数人欲しかったり、継続して成長していける過程に入ったら、
年間36万円の価値はあるなと思った、Wantedlyへの出稿でした。