街人道

街人(ガイド)道#007 現場では、最初がすべてを決める!?

Sake2

ご無沙汰してしまいすみません。
前回までは、準備とか心掛けを書いていましたが、これからは現場編をお送りいたします。

さて当日。
ゲストと初めて対面でお会いします。
その時、何をしますか?

会って最初の10分が全てを決める!

私が外国人と会っていて思うのが、”最初が全て”、ということです。
日本人との出会いも一緒ですが、最初にどれだけ信頼してもらえるか、近づけるか、はすごく重要です。
(日本人は恥ずかしがり屋なので、省略してしまうことが多いのですが。。。)

ここで盛り上がって会話が弾むのと、省略してサクッと進むのとでは、全く印象が変わってきます。
ローテンションでスタートした物をトップギアに持ってくるのは、とても大変です。
最初からハイテンションでロケットスタートを切るために、最初に何をするのか、を大事にしましょう。

では、何をするのか。

1. チームビルディング
2. ツアーの全体像を伝える
の2つです。

互いを知り、話をする下地を作る

チームビルディングとは、色んな場面で使われます。
会社だったり、スポーツだったり。

ゲストとガイドは、いわば一つのチームです。
ここで、ガイドがゲストを知り、ゲストがガイドを知るだけでなく、
全体の緊張感をほぐし、ゲスト同士が打ち解けあうと、ツアーは一気に盛り上がります。

Sushi2

ビルディングの過程は2つで、ガイドの自己紹介と、ゲストの自己紹介です。

まずはガイドの自己紹介から。
簡潔に自分を伝え、信頼してもらえるような自己紹介ができるといいですね。
明るく、元気に、はっきりと!です。
テンションを意識的に上げて臨みましょう!!

最低限覚えてもらいたいことは、”名前”です。
自分の名前を覚えてもらうため、ギャグだったり、プレートを出したり、ニックネームで呼んでもらったり、
自己紹介に工夫をして、自分なりの型を作りましょう。
ちなみに私の名前(Yu)は簡単すぎて覚えるのは楽勝なので、親に感謝です。

私が素晴らしいと思っている人の自己紹介は、以下の感じです。
”I’m Nori. Nori means seaweed in Japanese. So if you forget my name, please call me Mr. Seaweed!”
自分の名前の意味は、●●です、というのもウケますね。逆にあなたの名前の意味は?とか聞いてみても盛り上がります。

後は自分がどんな人間かを伝え、信頼してもらえるといいですね。
趣味でお茶を学んでいる、東京に長い間住んでいる、ガイド業を何年やっている、旅行が好き、などなど。
外国人が興味があることに寄り添い、自分をそのストーリーに乗せると、比較的関係が構築しやすいと思います。

そして次はゲストの自己紹介。
自己紹介して、と言われても普通の人は準備してないので、何を言えばいいのかわかりません。
項目を指定して、簡潔に言ってもらいましょう。
例えば、”名前”、”出身”、”好きな食べ物”の3つを教えて下さい。
みたいにすると、ゲストも話しやすくなります。

“名前”と”出身”だけでなく、
“好きな食べ物”とか”日本で驚いたこと”とか、その人となりがにじみ出てくる質問を混ぜてあげることが、
会話がより弾むポイントです。
もちろんコチラも名前を覚えるため、しっかりメモを取っておきましょう!

その中で、
ゲストが言ったことに対してコチラから質問してみたり、ツッコんでみたり、
コミュニケーションが生まれるようにすすめるとゲスト同士の緊張感は大分ほぐれます。

例えば、
ゲスト”好きな食べ物は、寿司とラーメンです”
ガイド”日本で行ったことある?””何ラーメンが好き?”
ゲスト”海外ではとんこつラーメンをよく食べるけど、日本では色々試してみたい”
ガイド”私も大好きでさ~。後でとっておきのおススメを教えるね”、のような感じです。

これで後から紙に書いたり、メールしてあげると完璧です。
話の途中で他のゲストに振ってみるというのも一つの手です。

ここでゲストと近づき、信頼してもらう事、緊張感をほぐすことが目的なので、
何を話しても問題ないと思います。
自分なりのウケるネタを日々磨いておきましょう。

ワクワクさせるコース紹介

自己紹介が終わったら、当日のコース紹介です。
まずは大枠をざっくり話して、今からこういうことをするんだな、を感じてもらいましょう。

ここで詳細な説明は必要ないかと思います。
チームビルディングができていれば、ゲストもバシバシ話してくるはず。

Roof top

コース紹介で大事なのは、説明に終始せず、
“ワクワクさせる”事だと思います。
テンションを上げつつ、ココに行って、こういう事を体験してみよう!と伝えられるといいですね。

注意事項は、簡潔に伝えましょう。

さて、ついに出発です。
次回からは、ガイド中に心掛けることについて、書いていきます。
乞うご期待!